先日、エレキギターの弦を交換している際に、1弦のペグが壊れました。(ペグ=ギターの弦を巻き取る部分)
あれこれ修理方法を模索しのですが、結局は自分で直してみることにしました。
同じ悩みを持つ方の参考になれば幸いです。
自分で修理したギター(レスポール)の概要

Gibson Les Paul Junior Special Faded / Worn Yellow(ギブソンレスポールジュニアスペシャル)
9桁のシリアルナンバーは「02125」から始まっており、2005年7月31日に製造されたものであることが分かります。
2015年頃、東京・八王子のハードオフで8万円程度で購入しました。

ギターのペグを修理する際に検討したこと

2024年7月某日、ギターの弦交換の際に、ペグのギヤが収められている部分が壊れてしまいました。
クルーソンタイプと呼ばれる、この種のペグには、よくある壊れ方のようです。
壊れたのは1弦のペグでした。
リペアをショップに依頼する

まずは、近場の楽器店に修理がどの程度かかるのかを電話で確認しました。

ギターのペグが壊れてしまいました。修理を依頼すると、どんな感じでしょう?

預かり修理となりますので、部品代と工賃で、少なくとも2万円はかかるかと思います。

なるほど…!ちなみに修理期間は、どの程度でしょう?

3週間から4週間程度を見積もっております。おおむね1カ月程度とお考え下さい。

壊れたのは1弦のみなのですが、費用と工賃の
面でお安くなったりはしないですか?

ペグ交換の場合は、1弦から6弦までの全交換のみで承っております。
楽器店にペグの修理を依頼する場合
- 費用:2万円~3万円
- 期間:約1カ月
- 部品:全交換
自分で部品を取り寄せて修理する
思いがけず、長期間の修理となってしまうことに驚きましたので、自分で修理できる可能性にかけてみました。
私の所持するギターは、ギブソンのレスポール、ペグはクルーソンタイプと呼ばれるものが取り付けられています。
検索したところ、PMMH-010という製品のようです。
同型?のPMMH-040という製品もあったのですが、素人目には何が違うのかさっぱり分かりません。
ただ、商品画像を見比べてみると、ペグのツマミの部分が、やや明るい色である印象を受けます。

手元にある自分のギターのペグと見比べてみると、やはりPMMH-010が同型の製品のようです。
純正→純正の交換なら加工は必要ないと判断

なお、純正品以外のペグも存在しており、より安価なペグを取り付けることも出来ます。
ただし、ネジ穴の位置や、ペグの直径などを加味して、ギター本体に加工が必要となる場合があるようです。
ギター本体に加工となると、流石に素人DIYでこなすのは難しいでしょう。
この点、純正品から純正品への交換なら、何も加工する必要がなく、ネジで留めるだけでOKです。
純正品のペグ:おおむね1万5千円前後
互換品のペグ:おおむね5千円前後(加工費は別途)
純製品PMMH-010をアマゾンで注文してみた
このような経緯を経て、純正品を注文して、自宅で修理することで決着しました。
まとめると、大体こんな感じです。
優位性のある項目に、黄色いマーカーを引きました。
| 自分で修理 | 楽器店で修理 | |
| 費用 | 部品代のみ1万5千円 | 部品代と工賃で2~3万円 |
| 修理期間 | 部品が用意できたら即日 | 約1カ月 |
| 修理箇所 | 破損個所のみ | 1~6弦すべて |
| 修理に際して | 自宅でOK | 楽器店に持ち込み |
| Gibson純正 | 互換品 | |
| 価格 | 1万5千円 | 5千円 |
| ギターへの加工 | なし | 場合によってはある |
| 純正品であるという誇り | プライスレス | なし |
こうしてみると、自分で純正品に交換することが、合理的であることが分かります。
Gibsonのギターを手元に置いておきたいのであれば、やはり純正品であるという事実は大事なのではないでしょうか。
その分、愛着を持って末永く付き合っていけるものと思います。
レスポールペグ交換の手順
ここからは、実際のペグ交換の模様を写真で紹介します。

注文したペグは2日で到着。

大きさはこんな具合。

裏返してみると、ネジやワッシャーなどの入った小袋が見えました。

Gibson純正のPMMH-010です。

それでは早速、交換していきましょう。

交換するのは1弦のみです。

用意した工具は精密ドライバーと、ニッパー。
本当なら、スパナを用意したいところですが、家になかったのでニッパーで代用します。

まずはワッシャーを、ギターの表面にあてがいます。

ワッシャーには裏表があるように見えました、ご注意ください。
これが表。凹凸のある面を上にしましょう。

こちらが裏。フラットな面が下になります。

新品のペグはサビもなく、本当にきれいです。
これだけでテンション上がります。

ワッシャーを表面に添えながら、裏側からペグを差し込みます。

ボルトがありますので、次にこれを使います。

こんな具合で、上から締めていきます。
このあとに、ネジ留めがあるので、この段階ではゆるく締める感じでOKです。

他の弦と同じような見立てになりました。

つづいて裏面です。2カ所をネジ留めしていきます。
さすが純正品、ネジ穴の位置はぴったりでした。

精密ドライバーで留めていきます。

しっかりと固定できました。

他のペグと比べると、輝きが違うのが分かります。
しかし、ペグのツマミ部分の色味は、違いが全く分かりません。

ネジ留めを終えたら、最後にナットの部分を締めていきます。

スパナがなかったので、ニッパーで失礼。
傷付けないように、慎重に締めました。

といった具合で交換完了。
作業時間は、10分程度でした。

さて、1弦を張っていきましょう。

張り終えました。
いい感じです。

やはり6本の弦が揃っているギターはかっこいいですね。
こんな具合でペグ交換を終了しました。
まとめ:純正品同士の交換であれば加工もなくペグ交換ができる
ここまで、ギブソンのレスポールのペグ交換を、自分で行う手順について紹介しました。
- ギターのペグ交換は自分でもできる
- リペアにだすと、金額も高く1カ月程度の預かり修理になる
- Amazonなどで部品単体を注文することが出来る
- ペグ交換は自宅で10分程度で作業できる
ということが分かりました。
ペグが壊れてお困りのギタリストの皆さまへ、この記事が届くことを祈ります。
これからも、楽しいギターライフをお互い満喫してまいりましょう。




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